喫茶室11

フラミンゴ(色の話)

 人間と他の生物との最大の相違点の一つに「火を使う」があります。色の語源はこの「火」に関係します。「火」は英語でfireが一番に先に思い出されますが、もうひとつflame(日常会話では「恋人」もある)があります。語源が残されているのが羽根と足に紅色した「フラミンゴ」flamingoです。またスペイン語の「フラメンコ」flamencoは情熱の音楽と舞踏で良く知られている。f=b(発音も歴史を経て変化する)とするとblue,black,blond(金髪の)、blank(白紙の、空白の)、blaze(炎)などの色があります。窓からの直射日光を遮るブラインドblindは「暗いところで急に炎を見ると目がくらむ」より「目が見えない」がある。




    flame            炎、恋人
    flamingo         フラミンゴ

    blond            金髪の
    blank            白紙の
    blaze            炎
    blind            盲目の

  inflame            燃やす
  inflamiable        可燃性の
 conflagration       大火

    bleach           漂白する
    bleak            荒涼とした
    blench           白くなる、ひるむ
    blanch           漂白する
    blanket          毛布(白いもの)
    blink            瞬きする
    blush            赤くなる(顔が)