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エアロビックス（空気の話）
| 目に見えない空気の存在を古代の人達はどう考えていたのかと思うと創造が膨らむ。ギリシャ語ａｅｒ「霧」は、「天と地の間にあるもの−大気」を意味するようになり、ラテン語ａｅｒに入って、英語のエアーａｉｒとなった。カタカナ語としてもエアーコンａｉｒ ｃｏｎｄｉｔｉｏｎｉｇ「空気清浄器、冷暖房機」やエアーバスａｉｒ ｂｕｓ「大型旅客機」等多数の合成語がある。 エアロビックスａｅｒｏｂｉｃｓはリズム音楽にあわせてのダンス体操を言うが、その原義は「空気をいっぱい吸い込んで血液の循環をよくするもの」である。 エアゾールａｅｒｏｓｏｌは「霧状のもの」から「噴霧器」でゴキブリを殺す商標名にもなっている。 高熱をだす病気マラリアｍａｌａｒｉａ（ｍａｌ＝悪い＋ａｒｉａ＝ａｅｒｏ＝空気）は「悪い空気」の意味。昔の人は高熱を出すと、「悪い空気」にあたったと考えていた。 |
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