喫茶室７３

キーボードの特殊キー−ＳｈｉｆｔとＡｌｔ

キーボードの特殊キーの意義を知れば、パソコンの良さが再確認できる。 　 　キーボードの上部にある、Ｆ１〜Ｆ９のキーのＦはファンクションｆｕｎｃｔｉｏｎ「機能」である。例えば、文章中にカタカナ全角(Ｆ７)､半角（Ｆ８）や英字全角(Ｆ９)､半角（Ｆ１０）が多く混じっている時に各キーで変換できるので便利。 　Ｅｓｃエスケイプｅｓｃａｐｅの原義は「（身を束縛する）ケープ（外套）から抜け出して逃げる」であり、参照-キャップ　作業を中断したり、元に戻る時に押すキーである。 　Ｔａｂタブ「垂れ飾り、付け札」キーはタイプライター時代の名残で、本来縦位置を揃えるキーだが、Ｗｉｎｄｏｗｓでは名前やパスワードを入れる入力ボックスがいくつかある画面でこのキーを押すと次のボックスにカーソルが移動する。 　Ｓｈｉｆｔシフト「移す、取り替える」キーは英字の小文字を大文字にしたり、キーの左上の記号（！”＃＄％など）に変える時、使う。また、野球用語で「松井シフト」など打者によって「守備位置を変える」ことをいう。 　Ｃｔｒｌコントロールｃｏｎｔｒｏｌ「管理する」キーは他のキーと合わせて使う。例えば、このキーを押したままＮキーを押せば「新規作成」となる。参照-喫茶室６３ 　Ａｌｔアルトａｌｔｅｒｎａｔｅ「交替する、代替する」キーは他のキーと組み合わせて、別の機能となるが、余り使わない？　フリーズ（凍って動かない）した時、Ｃｔｒｌ+Ａｌｔ+Ｄｅｌｅｔｅの各キーを一緒に押してリセットするのを覚えていればよい。 　Ｂａｃｋ　ｓｐａｃｅバックスペース「字間を戻す」キーはカーソルの直前の文字を削除する時に使う。スペースは一般的には「宇宙、空間」を意味するが、印刷用語では字と字の間を空けるための詰め物をいう。 　Ｄｅｌｅｔｅデリート「削除する、消す」キーはカーソルの直後の文字を削除する時に使う。一般には「データ記録やファイルを消す」に使う。 　Ｉｎｓｅｒｔインサート「挿入する」キーを押して、Ｅｎｔｅｒキーを押すと以前の文字、文章を塗りつぶしてしまう。余り使わないかな？ 　Ｅｎｔｅｒエンター「入る」キーは確定したり、改行したりする時など多く使うので、広いキーになっている。

ｆｕｎｃｔｉｏｎ　　　　　　　　ファンクション、機能 ｅｓｃａｐｅ　　　　　　　　　　エスケイプ、逃げる ｔａｂ　　　　　　　　　　　　　タブ、付け札 ｓｈｉｆｔ　　　　　　　　　　　シフト、変える ｃｏｎｔｒｏｌ　　　　　　　　　コントロール、管理する ａｌｔｅｒｎａｔｅ　　　　　　　アルト、交替する ｂａｃｋ　ｓｐａｃｅ　　　　　　バックスペース ｄｅｌｅｔｅ　　　　　　　　　　デリート、削除する ｉｎｓｅｒｔ　　　　　　　　　　インサート、挿入する ｅｎｔｅｒ　　　　　　　　　　　エンター、入る